日中は散策、温泉で疲れを癒し、美味しい料理を食べ、一日の終わりに欠かせないのが「熱海ビール」です。
丹那盆地にある酪農王国オラッチェで、富士箱根山系の天然水で造られた地ビールで、地元のデザイナーによる熱海芸者を描いたイラストのラベルも人気の一つです。熱海で生まれたこのビールには3種類の味があります。
浪漫(ペールエール)は南箱根の契約農家で栽培した二条大麦を使用しており、ラベルには主人公の貫一とお宮が銅像にもなった「金色夜叉」を描いています。
雅(レッドエール)は数種のホップが織りなす繊細で華やかなアロマが特徴で、艶やかな熱海芸妓と熱海の名所「熱海梅園」を描いた華やかなラベルが目を引きます。
煌(ピルスナー)は麦芽のほのかな甘味と、バランスが取れた芳香な味わいが特徴です。今も多くの観光客を魅了する熱海の花火と国道に咲き誇るジャカランタの花がラベルに描かれています。
別荘での晩酌に、または知人へのお土産に「熱海ビール」はいかがでしょうか。