初島海洋資料館

 熱海港から高速船で25分、初島には海洋研究開発機(JAMSTEC)が運営する「初島海洋資料館」があります。

 館内には、相模湾とその周辺を描いた大型の海底地形図や、相模湾の海底の景色を解説したパネルなどを展示しており、初島沖水深1,174mの地点からの映像が見られるモニターもあります。 また、世界最高の潜航深度を誇る潜水調査船「しんかい6500」の10分の1スケールモデルがあるのも、この資料館の特徴です。「しんかい6500」は、深度6,500mまで潜ることができる潜水調査船で、日本近海に限らず、太平洋、大西洋、インド洋等で、海底の地形や地質、深海生物などの調査を行い、2012年には通算1,300回目の潜航を達成しました。現在運航中の大深度まで潜ることのできる有人潜水調査船は、世界でも7隻しかありません。

 別荘を出て船に乗り、初島でしか見ることのできない海の神秘を感じるのはいかがでしょうか。

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