生シラス丼

 関東ではお馴染み、シラス丼。鎌倉にある江の島周辺では、多くのシラス丼屋が並び、連日長蛇の列を作っています。

 シラス丼というと、家庭でも作ることができるお手軽料理となっていますが、生シラス丼となれば話は別です。そもそも新鮮なシラスを使用するので、時間を要してはいけません。ですので、高度な品質管理が要求される生シラスを使った料理が食べられる地域は限られてきます。熱海は温泉の町であると同時に、海の近くの町でもあります。熱海では近くに漁港があるおかげで、生シラスを取り扱うお店が広く点在し、食べることができます。

 近年では、シラスの漁獲量は全国的に見ても減少傾向にあり、生シラス丼は隠れた贅沢品になりつつあります。漁獲量が多い旬の時期は春先の4~5月、7月、10月です。中でも、特にシラス漁が盛んなのは10月とされています。
別荘を外出した際には、お近くのお店でシラス丼を食べて帰るのはいかがでしょうか。

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