キバナアマとは、漢字では「黄花亜麻」と書きます。つまり、アマ科の植物ですね。中国やインド、パキスタンなどでも見られるこの花、しばしば染料としても利用されるそうです。花径4cmと小ぶりではありますが、色鮮やかな黄色い5枚の花弁をつけます。熱海では、12月~1月ごろ、来宮駅から程近い、熱海梅園にて見ることができます。
ツバキ科に属するサザンカは、薄いピンク色から鮮やかなものまで幅広く存在します。これは、自然のものを園芸用に品種改良しているためで、サザンカの中でも細かく分類されています。一般的には熱帯・亜熱帯地域の花で、関西・九州地方でよく見られます。11月~1月ごろ、姫の沢公園や、現在閉館中のMOA美術館などで見ることができます。
熱海において、注目の的となる「あたみ桜」。明治4年頃に、イタリア人によって広まったといわれています。沖縄のカンヒザクラ、関西のヤマザクラの雑種がルーツとされ、通常の桜よりも開花期間の長い約1ヶ月という特徴を持ちます。1~2月ごろ、糸川遊歩道付近にて見ることができます。糸川桜まつり期間中ではライトアップもありますので、併わせてご覧ください。