熱海別荘ライフのお勧め散策スポット－第六弾

■散策ポイント１９－戸田幸四郎絵本美術館

　もともとは有名な料理研究家の別荘であった場所で、庭には食材となった樹木がたくさんあったがそれらもいかして、日本の 知育絵本の草分けである戸田幸四郎が自然との共生をテーマに、建築デザインから設計、展示品や、カフェやガーデンなど全 てをデザインした戸田幸四郎絵本美術館。『走れメロス』などの名作絵本の原画や知育絵本などを展示していて、カフェや ミュージアムショップもあり、ゆっくり楽しめます。熱海に別荘を構えたら、ここで絵本の世界観にゆっくり浸る時間も楽しみの一 つになることでしょう。

■散策ポイント２０－凌寒荘

　歌人でもあり、万葉集の研究で優れた業績を残した国文学者である佐佐木信綱が、病後の静養の地として熱海を選び、晩年の 約20年を過ごした家。庭には万葉集に歌われた草木がたくさんあり、信綱が詠んだ歌の説明板が設置されています。建物の内部に は入ることができませんが、古きよき時代の日本の家屋を見ることができます。熱海に別荘を構えたら、こういう場所を訪れる楽しみ も一つの趣味になることでしょう。

■散策ポイント２１－十国峠

　熱海市と函南町を結ぶ峠で標高は774メートル。十国峠の名の由来は、伊豆、相模、駿河、遠江、甲斐、信濃、武蔵、安房、上総、 下総の10国を展望できることから来ているそうです。源実朝が箱根・伊豆権現参りの途中に詠んだ歌碑や航空灯台記念碑などが建 てられている。頂上から眺める富士山や南アルプス、三浦半島の景色は、気分を爽快にしてくれます。 熱海に別荘を構えたら、何度でも足を運んでみたくなる景色がきっとここにはあることでしょう。