自然薯処 麦とろ童子

 熱海の海沿いの道から国道135号線を山側に少し入ると木々に囲まれた古民家が見えてきます。それが自然薯処 麦とろ童子です。

 昭和35年に移築された古民家を改装した店内に入り、長い廊下を進むと、目の前には青く輝く相模湾が飛び込んできます。畳に置かれた立派な一枚板のテーブルに通されると、ユニークな店主の口上が始まります。オーダーをするとすぐに運ばれてくるのは、ほんのりした甘さがおいしい「カニ汁」。そのあとに「口直し」「メイン」「デザート・お茶」という順番で料理が運ばれてきます。メインの自然薯は粘りが強く、新鮮な海鮮・麦ごはんとの相性は抜群です。料理はもちろん、店内の佇まい、食器にいたるまですべてにこだわりを感じることができます。

 別荘からのお出かけにはここでしか見ることのできない美しい景色を眺めながら、おいしい自然薯に熱海で舌鼓を打ってみるのはいかがでしょうか。

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