熱海花火大会の歴史

熱海に別荘を構えたら、毎年一回は行きたいイベントといえば、熱海の花火大会

熱海海上花火大会は、昭和27年から始まり、今年(平成27年夏)で64回目を数えます。
昭和24年8月、キティー台風による高波で海岸地区約140戸の家屋が流失する災害、そして翌昭和25年には熱海駅前火災、更に10日後には中心街の979戸が焼失した大火に見舞われ、その後の復興に向け、地元市民による努力が続きました。街の復興とその努力に報いるべく、昭和27年に花火を打ち上げたのが始まりです。以来その伝統が受け継がれ、今では一年を通して開催しており、熱海の代名詞となっています。

また、冬の花火大会は、26年前に発生した伊豆東方沖地震により、熱海・伊豆地区に客足が遠のき、その打開策としてスタートしたそうです。以来、今年で26回を数え、すっかり熱海の冬の行事として定着してきました。

熱海の海上花火大会の会場は、熱海湾をアルプススタンド状に市街地が取り囲み、花火が打ち上がるたびに響く迫力の音響は、度肝を抜きます。その抜群の”臨場感”と”ゆったり観覧”できるというところが魅力です!

夏は約5000発の花火。目玉は一番最後の大空中ナイアガラ。会場全体から一斉に打ち上げられると、周囲が一瞬昼間のように明るくなって、大音響が体にビリビリと伝わってきます。

花火師さんも絶賛する熱海の花火大会。熱海に別荘を構えたら、毎年見に行きたいイベントの一つです。

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